STRIX自体にはユーザーを管理する機能はありませんが、外部のユーザー管理を利用できるようになっています。
クライアントでユーザー認証を行っていることを前提に、ユーザーの識別のみを行う場合は、ルームメンバープロパティの"name"にユーザーの識別子を設定します。プレイヤーに見せる「ユーザー名」と、プログラムが内部で意識する「ユーザーID」を区別している場合には、「ユーザー名」を"name"に格納し、「ユーザーID」はカスタムプロパティを定義して格納することが一般的です。この場合のカスタムプロパティ名としては通常"userId"を使用します。
サーバー側で確実に認証されたユーザー情報を取得したい場合にはトークン認証を利用できます。外部に用意した認証サーバーが認証トークンを発行し、それをクライアントからSTRIXサーバーに通知し、STRIXサーバーが認証サーバーからユーザー名やユーザーIDを取得します。この場合、ルームメンバープロパティ"name"とルームメンバーのカスタムプロパティ"userId"にはSTRIXサーバーが認証サーバーから取得したユーザー名とユーザーIDが自動的に設定されます。
トークン認証についての詳細は、Strix Unity SDKユーザーズガイドを参照してください。Strix Cloudでサーバーにトークン認証を行わせるための設定方法はStrix Cloudユーザーズガイドを参照してください。