通常、アプリがバックグラウンドになるとサーバーから切断され、それがルームオーナーであればオーナーが移譲されます。
以下、詳細を説明します。
(バックグラウンドになった際の動作)
STRIXを利用するモバイルアプリがバックグラウンドになったときには、基本的にはサーバーとの通信が切断されます。実際の切断までの時間は、OSやバージョン、Androidの場合はメーカーや機種によっても異なりますが、最短で1秒以内、最長で2分間程度になります。切断までの時間が長い状況では、切断以前に再びアプリがアクティブになれば、切断は免れてそのまま動作を継続します。
ルームに参加している間にバックグラウンドになりサーバーとの通信が切断されると、STRIXではルームから退出したものとして扱われます。他のクライアントでは、通常は切断された時点でレプリカが全て削除されます。また、自デバイスでは、復帰した (アクティブになった) 後でルーム退出などのイベントが処理されることになります。
(ルームオーナーがバックグラウンドになった場合)
ルームオーナーがバックグラウンドになると、ルームオーナーの通信が切断されるため、退出扱いになります。
サーバーの設定に「ルームオーナー移譲」の項目があります。これが無効になっていると、ルームオーナーの退出とともにルームが削除され、他のルームメンバーは全員強制退出になります。「ルームオーナー移譲」を有効にしておくと、ルームオーナーが退出した際に自動的に他のクライアント (プレイヤー) にルームオーナーが移譲され、他のメンバーはプレイを継続できます。なお、移譲先のクライアントはルームサーバーが選択します。ランダムとお考えください。