2. ルームメンバープロパティを用いる方法
STRIXでは、各ルームメンバーごとにルームメンバープロパティがありますが、その中のpropertiesという名前のプロパティを利用してアプリケーション固有のカスタムプロパティを定義することができます。各ルームメンバーはいつでも自分のカスタムプロパティを変更することができ、その変更は自動的に他のクライアントへ同期されます。
レプリカ側では、strixReplicator.roomMember.GetProperties()としてカスタムプロパティの入ったDictionaryを取得し、その中の髪型IDを表すカスタムプロパティの値を参照することができます。Startコールバックでインスタンス化直後の髪型を設定します。また、ルームメンバープロパティが変更されるとRoomSetMemberNotifiedというルームイベントが発生しますので、そのハンドラーを用いてレプリカの髪型を変更します。
ルームメンバープロパティの値は、途中参加したルームメンバーにも適切に同期が行われるため、RPCを使用する場合と異なり後から参加するプレイヤーを特別扱いする必要がありません。